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10/26 「ハロウィンスペシャルイベント」実施レポート

10月26日、「ハロウィンスペシャルイベント」が実施され、ゴミから生まれたゴミ人間・プペルの声を演じた窪田正孝さん、星を信じる少年・ルビッチの声を演じた芦田愛菜さん、そして本作の原作者にして製作総指揮を務め、脚本も手掛けた西野亮廣さんが登壇、本作についての想いを語っていただきました。

イベントの模様をたくさんの方と共有したいという想いから、当日は東宝ムービーチャンネルでの生配信も実施いたしました。

アーカイブはこちらから👇
https://www.youtube.com/watch?v=i3nm1kZ1gTo


ハロウィンにちなんで、窪田さんはプペル、芦田さんはルビッチと、それぞれが演じたキャラクターをイメージした衣装で登壇。

絵本業界では5,000 部でヒットと言われる中で、本作は累計発行部数が50万部を超える大ヒットを記録、元々、映画化を見越して絵本が作られたという。それについて西野さんは「映画の脚本が先にあって全7章。これを全部描いてしまうととても届けられないし、誰も知らない作品を観に映画館に足を運ぶというのも考えられないと思って、全7章の内から途中を抜いてスピンオフとして出したのが絵本の「えんとつ町のプペル」です。映画ではなぜこんな町ができたのかなど、全貌がようやく明らかになります。映画の脚本があって、最初にスピンオフを出して、そしてまた戻ってきたっていうのが経緯です」と自身の狙いと計画を説明。

そんな狙いがあり、大ヒットを記録した絵本の映画化。今回、プペルとルビッチというメインキャラクターの声優に決まった時の印象を窪田さんは「絵 本を読ませていただきまして、すごく自然に話が入ってきて、心が洗われた気がしました。忘れかけていたもの、みんなに共通する夢だったり、なり たい自分とかを絵本を読んで再確認させられて、すごく勇気をもらえたんですよね」と本作の声優に決まった時の印象をコメント。そして、芦田さんは 「お話しをいただいてから、絵本を読ませていただきました。すごく可愛い絵や、ストーリーも素敵だなと思ったので、そんな作品に参加できて、そ してルビッチの声をやらせていただけるなんて、すごく嬉しいなと思いました」とコメント。そして、2人を起用した理由を西野さんは「ルビッチと プペルっぽい人の声が合うとか、そういうことではなくて、根っからそういう感じの人がいいなっていう、その本人のキャラクターと乖離がない人 っていうのがありました」と語りました。

そして、本作で描かれるのは “夢を信じぬく大切さ”を感じさせてくれるプペルとルビッチの冒険。夢を信じる大切さについて窪田さんは「その人が やりたいと思うのなら、ずっとやるべきだと思います」とルビッチが星を信じ続けるように、信じて継続することの大切さを語ると、芦田さんは「出来ないと決めつけないこと。何か大きな夢だから自分にはちょっと似合わないなとか思ってしまうんじゃなくて、ちょっとでも近づけるようなこと、自 分にできる範囲の事ってなんだろうって考えて、頑張ってみる事が大きな夢を信じることに繋がったりするのかなと思いました」と自身の考え 語りました。

最後に芦田さんは「皆で協力して困難を乗り越えていくシーンがあるんですけど、そのシーンを見ていて私は友達や仲間がいることの素敵さってい うものをすごく感じました。一人ではできないことも同じ思いを持つみんなでなら乗り越えていける、協力し合う大切さを皆さんにも感じていただ けたら嬉しいなと思います」、窪田さんは「すごく心が洗われるピュアな関係性がとても眩しくて、コロナで今年は特にネガティブな感情があると思いま すけど、この映画を観るとすごく気持ちが救われると思うんですよね。本当にそういうパワーがこの映画に宿っているので、僕は大人の方にこそ観 て欲しいなと思います」と力強いメッセージを送りました。そして、西野さんは「2020 年は世界中が夢とか希望みたいなものがなくなってしまって、そ れらが必要だったっていうことはみんなわかったと思う。何か希望みたいなものがあれば、少々の貧乏だって、少々の辛い思いだって乗り切れるんだけど、そういうものが一切なくなってしまうと、人の精神は不安定になる。夢とか希望みたいなものが僕たちにとって必要なものであるっていう事は証明されて、この『映画 えんとつ町のプペル』はそういうものを見れる内容になっているので、ルビッチとプペルの挑戦を見たら 「僕たち、私たちもちょっとやっちゃおうかな」って思える作品になっております」と本作に込めた想いを語りました。