プペル新聞

映画情報

Share

世界20を超える映画祭から続々招待!海外映画祭情報【11/5更新】

「映画 えんとつ町のプペル」の現在発表されている、海外映画祭情報です。(2021年11月5日更新)
情報は随時更新していきます。


ロスカボス国際映画祭

毎年11月にメキシコのカボ・サン・ルーカスで開催される「ロスカボス国際映画祭」(LOS CABOS INTERNATIONAL FILM)。この祭典の背景には、アメリカ、カナダ、メキシコの映画界を紹介し、団結させるという想いがありました。カボ・サン・ルーカスにある「Pabellon Cultural de la República」にレッドカーペットが設けられ、これまでに、ロバート・デ・ニーロ、モニカ・ベルッチ、ニコール・キッドマンなどの世界的に有名な俳優や監督など、約15,000人の来場者が集まり、8日間のフェスティバルでは、映画の上映、パネルディスカッション、プレゼンテーション、ワークショップ、コンテスト、そしてトップパーティーが開催され、華やかな盛り上がりを見せることで、知られています。今年は11月11日(木) から18日(木)の期間で開催されます。そして、今年10周年を迎えた「ロスカボス国際映画祭」は、環境とのより良い関係を築くための方策、物語、実践を提案することを目的として、英国の映画祭である「気候危機映画祭」(Climate Crisis Film Festival(CCFF))と提携しました。環境保護のための行動を起こすことを目的とし、未来に向けてより環境に優しい映画をテーマにした啓発的なコラボレーションを行います。今年の【グリーンプログラム】は、環境問題をテーマにした物語の提案が際立っている3作品で構成されます。その一つに『映画 えんとつ町のプペル』が選ばれました。このイベントは、CCFFの授賞式と連動し、映画祭、国、プログラムの間にユニークなつながりが生みだし、メキシコとイギリス/グラスゴーの架け橋となります。そして、11月12日にグラスゴーで開催される2021年国連気候変動会議(COP26)の最終幕のひとつであることから、映画的にもかつてない大きな意味を持ちます。 

【参考】「気候危機映画祭」(Climate Crisis Film Festival(CCFF))について イギリスで開催される気候変動対策映画祭です。この映画祭では、建設的な集団行動に焦点を当て、気候、政治、経済、社会的正義についての交差的な分析を提供しています。
www.climatecrisisff.co.uk


第9回アジャル映画祭


ドーハ・フィルム・インスティテュートは、第9回目となる「アジャル映画祭」を11月7日から19日まで開催します。アラビア語で「世代」を意味する「アジャル」(Ajyal)は、ドーハ・フィルム・インスティテュートの取り組みのひとつで、あらゆる年齢層の人々が集まり、映画について語り合うイベントです。Ajyalは、若い人たちに自分を表現する力を与えたいという思いから、カタールおよび中東・北アフリカ地域のすべての人々の映画に対する熱意を喚起することを目的としています。映画祭の中心となるのはAjyalコンペティションで、世界中の8歳から25歳までの何百人もの人々に、映画祭のコンペティション受賞者を決定する審査員になる機会を与えています。そして『映画 えんとつ町のプペル』を「主人公が父親の話を信じることは、信念と信仰と希望の心温まる物語です。そして、この物語は、暗い世界を超えて、より明るくクリーンな場所へと向かうものです。この2つのテーマは、今の時代の重要なテーマであり、これからの時代にも通じるものがあります。」と評し、今年の【長編映画コンペティション部門】に選出しました。西野亮廣・廣田監督も、オンラインで映画祭に参加します。


シネキッド Cinekid

毎年秋にオランダ・アムステルダムで開催される、世界最大の子ども向け映画・メディアの祭典。今年は10月13日から31日開催。最新の映画、テレビ作品、メディア・インスタレーション、ワークショップ、チュートリアルなどが、映画祭やCinekid on Tourの様々な場所で見ることができます。『映画 えんとつ町のプペル』は、ベスト・チルドレン・フィルム・コンペティションへ参加します。

第32回シネマジック・ベルファスト国際映画祭


シネマジック・ベルファスト国際映画祭(Cinemagic Belfast International Film Festival)は、北アイルランドのベルファストを拠点とする若者のための国際映画祭です。1990年に設立され、長年にわたり優れた子供向けプログラムで世界的な評価を得ており、現在ではイギリスとアイルランドで最大の受賞歴を誇る子供向け映画祭となっています。今年は10月1日から31日までの1ヶ月間、映画館やオンラインで行われ、『映画 えんとつ町のプペル』は、10月3日にQueen's Film Theatreで上映されます。映画祭の公式サイトでは、「美しい映像、心に響く演出、素晴らしい音楽と音響効果で、あらゆる世代の観客に笑いと涙と喜びを届ける作品。」と紹介されています。

JAPANNUAL 2021 - Japanese Film Festival



10月6日から10日にオーストリアのウィーンで開催される日本映画祭「JAPANNUAL 2021」での上映が決定。「JAPANNUAL」は商業的に成功したカラフルな大作映画や、芸術的に魅力的なインディペンデント作品まで、過去1年間の日本の映画シーンを概観する映画祭です。

第27回ブリスベーン国際映画祭


今年で27回目を迎えるブリスベーン国際映画祭(Brisbane International Film Festival)は、10月21日から31日まで、オーストラリアのブリスベーンで開催されます。この映画祭は、新たな視点や忘れがたい体験を求める観客のための映画の祭典です。今年も、人気作品、カルト映画、クラシック映画、エンターテイメント性の高いドラマ、魅力的なドキュメンタリー、ダークなコメディーまで、素晴らしい作品、忘れられない作品、多様な作品の数々が招待されています。「何か本物の、何か新しい、何か予想外のものを体験するチャンスを祝う」というコンセプトのもと、『映画 えんとつ町のプペル』も招待されました。

第22回ニューポートビーチ映画祭

ハリウッドセレブの社交の場であるニューポートで開催され、全米でも有数のライフスタイル映画祭として知られるニューポートビーチ映画祭(Newport Beach Film Festival/NBFF)。100本以上の長編映画、30本以上の短編映画プログラム、60以上の料理パートナーが最高の味を提供する12のパブリックパーティーに、58,000人の映画ファンやグルメファンが集まります。華やかなゲストとセレブが集う本映画祭(10月21日~28日)に『映画 えんとつ町のプペル』が招待されました。

ヨーテボリ映画祭プリズマ


ヨーテボリ映画祭は、スカンジナビアを代表する国際映画祭です。この映画祭は、スカンジナビアの映画産業や映画・テレビ業界にとって、毎年最も重要な場となっています。毎年20の映画館で400本の長編・短編映画を1000回上映し、130,000人の観客を動員するヨーロッパでも有数の観客動員数を誇る映画祭です。そして、2012年よりヨーテボリ映画祭は、子供、若者、家族向けの特別映画祭を開催しています。それがヨーテボリ映画祭プリズマ(Göteborg Film Festival Prisma)です。今年は10月27日~10月31日に開催。映画祭プログラマーのトビアス・オーケソン氏は、『映画 えんとつ町のプペル』を「ユーモアと温かさと興奮に満ちた、想像力豊かで絶妙な美しさのアニメーション作品」と高く評価し、上映される作品の質の高さには定評があるこの映画祭に招待しました。

スパーク・アニメーション・フィルム・フェスバル2021

Spark Computer Graphics Society (スパークCG)は、カナダ・バンクーバーでアニメーションの祭典「SPARK ANIMATION 2021」を開催します。今年で13回目となるこのイベントは、10月28日から11月7日まで開催され、フィルムメーカーやスタジオが作品をお披露目する機会となっています。マルチストリームのイベントであるSPARK ANIMATIONは、業界のエキスパートと新しい才能を結びつけることに成功しています。ここには、世界中から優秀なアニメーション制作者が集まり、この映画祭で評価されたプロジェクトの多くは、アカデミー賞を含む数々の賞を受賞しています。代表的な作品としては、「ベア・ストーリー」(2015年アカデミー賞受賞)、「Dear Basketball」(2018年アカデミー賞受賞)、「Bao」(2019年アカデミー賞受賞作品)などが挙げられます。『映画 えんとつ町のプペル』も、その作品性と技術力の高さが高く評価され、招待されました。2021年の映画祭は、対面式のイベントとオンラインイベントの両方を備えたハイブリッドなイベントとなります。映画祭では、地域、国内、海外の短編および長編映画が様々なプログラムで上映されまると同時に、映画祭で選ばれたプロジェクトのフィルムメーカーやプロデューサーが、カンファレンスやスペシャルイベントにも参加、『映画 えんとつ町のプペル』の制作スタッフも登場します。

アニメーション・イズ・フィルム・フェスティバル2021



2017年に設立されたアニメーション・イズ・フィルム・フェスティバル(ANIMATION IS FILM)は、GKIDSがアヌシー国際アニメーション映画祭、Varietyと共同で開催する大規模なアニメーションフェスティバルです。Disney、Warner、Sony Pictures、Paramountといったメジャースタジオや、PIXER、ILLUMINATION、DREAMWORKSといった制作会社までがパートナーに名を連ね、まさにハリウッドのアニメーションの祭典となっています。毎年10月にハリウッドの歴史的建造物であるTCLチャイニーズ6シアターで開催、今年は10月22日~24日に、会場での上映とオンライン上映が行われます。『映画 えんとつ町のプペル』は正式出品作品として招待され、今回が本作の全米プレミアとなります。英語吹替版のお披露目と、英語版のキャストがレッドカーペットに登壇する予定。また、製作総指揮:西野亮廣と廣田裕介監督もオンラインで参加予定です。

第54回シッチェス・カタロニア国際映画祭のアニメ・コンペティション部門



スペイン・バルセロナ近郊の海辺のリゾート地シッチェスで開催される、ホラーやファンタジーに特化したジャンル系の国際映画祭であり、ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭やポルト国際映画祭と並び、世界三大ファンタスティック映画祭の1つとして知られています。賞の対象となるコンペティション部門には、ハリウッドメジャーからインディペンデントまで幅広く質の高い作品がプログラムされ、優秀作品に賞が贈られます。ジャンル映画祭ではあるものの、世界的に権威のある映画祭であり、国内外からの注目度も高い映画祭です。また、シッチェスにはアニメーションの大きな伝統があり、アニメーション部門Anima'tは非常に権威のあるセクションです。これまでに、宮崎駿、高畑勲、押井守、細田守、ティム・バートンなどの作品をはじめとして、日本やヨーロッパの重要な映画や、アメリカの大胆なアニメーション作品を上映してきました。『映画えんとつ町のプペル』は、最新のアニメーション作品を集めたコンペティション部門Anima'tにノミネートされました。今年は、10月7日から17日まで開催されます。

アヌシー国際アニメーション映画祭2021 長編映画コンペティション部門「L’officielle」ノミネート



1960年にカンヌ国際映画祭からアニメーション部門が独立し設立されたアニメーションの国際映画祭で、アニメーション映画祭としては世界最大規模を誇り、毎年国内外の約200作品が上映されています。今年(6月14日~19日開催)も 95カ国から2892作品の応募があり、そのうち219作品がオフィシャルセレクションに選ばれました。その中でも、長編映画コンペティション部門の、「L'officielle」は、映画祭の花形ともいえる部門で、世界中のアニメーション映画から、わずか11本が選出されました。新人監督による、世界的には無名ともいえる本作品が、この「L'officielle」に選出されたのは、まさに快挙と言えます。

第50回ロッテルダム国際映画祭 クロージング作品



オランダのロッテルダムで開催される、近年では世界三大映画祭に次ぐ、ヨーロッパでも重要な映画祭のひとつ。『映画 えんとつ町のプペル』は、記念すべき“50回記念祭”のクロージング作品として、6月6日(日)に上映され、18日に行われた公式発表では、映画祭ディレクターVanja Kaludjercic氏が、50周年記念祭のクロージング作品として『映画 えんとつ町のプペル』を上映できることを嬉しく思っていると述べ、西野亮廣さんと廣田裕介監督も、ゲストとしてオンラインで会見に参加し、映画祭への参加に対する期待と喜びを語りました。

第24回上海国際映画祭 インターナショナル・パノラマ部門 正式招待作品



6月11日~20日開催。中国で唯一の国際映画製作者連盟公認の映画祭であり、かつアジア最大級の規模を誇る映画祭でもあります。

第25回ファンタジア国際映画祭 長編アニメーション部門ノミネート



カナダ東部に位置するカナダ第2の都市モントリオールで開催される国際映画祭。今年は8/5〜8/25までの期間で開催。1996年にジャンル映画を対象として始まり、現在では"北米最大のジャンル映画祭"として、アジアやヨーロッパ、北米の作品を中心に約400作品を上映し、会期中の来場者数は10万人にものぼります。映画祭ディレクターは本作を「目を見張るようなアニメーションの映像美がノンストップで繰り広げられる、心に響くジェットコースターのような作品」と評しました。

第1回アジア・パシフィック・ヤング・オーディエンス・アワード受賞



11月にオーストラリアのゴールドコーストで開催される「アジア・パシフィック・スクリーン・アワード」を主催するアジア・パシフィック・スクリーン・アカデミーがノミネートした作品の中から、クイーンズランド州在住の14歳から17歳までの審査員が、鑑賞・批評して、受賞作品を決定します。その栄えある第1回アジアパシフィックヤングオーディエンスアワードの受賞作品に、『映画 えんとつ町のプペル』が選ばれました。本作にとっては、海外での初受賞となります。

第19回ファントーシェ国際アニメーション映画祭 正式招待作品



スイスで最も権威のある国際アニメーション映画祭であり、世界でも有数のアニメーションイベント。毎年9月にスイスのバーデンで6日間にわたって開催されています。今年は「五感で楽しむアニメーション」をテーマに、2021年9月7日~12日に第19回目が開催されます。映画祭の公式サイトで、『映画 えんとつ町のプペル』は、「感動的な演技、素晴らしい音楽と効果音で満たされた、壮大で美しい作品です。」と紹介されています。

第40回ケンブリッジ映画祭 正式招待作品



40回を迎える、英国で3番目に歴史のある映画祭です。今年のフェスティバルは11月18日~25日に開催されます。この映画祭は、過去、現在、未来の映画を祝うイベントです。過去の栄光を追体験して楽しむだけでなく、今、映画界で何が起こっているのか、映画の未来を形作る新しい才能を見出す機会でもあるのです。あのクリストファー・ノーランは、1996年に学生時代の短編作品がこのプログラムに選ばれ、その後、大きな成功を収めました。そして、今年の映画祭は、『映画えんとつ町のプペル』に大いなる可能性を見出してくれました。映画祭ディレクターは、『映画えんとつ町のプペル』について、「この作品は、文字通りにもメタファーとしても機能します。私たちは、現在受け入れられている知識や限界を超えて学ぶことへの追求と冒険を見ることができるのです。そして、そこには、今年、英国ではグラスゴーでCOP26が開催されますが、私たちは常に環境と調和し、お互いに協調して、よりよく生きることができるという、強くてタイムリーなエコロジーメッセージが込められてもいるのです。」と述べています。

ファンタジック・フェスト 正式招待作品



毎年アメリカ・テキサス州オースティンのアラモ・ドラフトハウス・シネマで開催され、ホラー・ファンタジー・SFなどファンタスティック系の映画を集めたアメリカ最大のジャンル映画祭。世界中で生まれるチャレンジングで新しい感性やストーリーを称え、新しいフィルムメーカーをの支援を目的とした映画祭で、毎年ティム・バートン、リリー&ラナ・ウォシャウスキー、ロバート・ロドリゲスといった豪華なゲストが名を連ねています。映画祭の公式サイトでは、『映画えんとつ町のプペル』を「細部に至るまで素晴らしく描きこまれた背景、カッコいいアクションシーンが、チムニータウンのスリル満点の空中散歩へと誘ってくれます」とエンターテインメント性を絶賛、「ルビッチとプペルの「冒険の旅」に重きをおきながら、この作品はルビッチの心の旅と、環境保護やあくなき経済的な欲望といった大きなテーマに根ざしている」と、作品の持つテーマ性を高く評価しています。映画祭は9月23日から30日(米国時間)に開催されます。

IFIファミリー・フェスティバル2021 正式招待作品



アイルランドのダブリンで開催される、4歳から12歳までの子どもたちを対象とした、毎年恒例の3日間の楽しい映画祭。『映画 えんとつ町のプペル』は、このイベントのトリを飾る8月29日(日)16時15分より上映されました。映画祭の公式サイトでは、「にぎやかで、スピード感にあふれ、楽しく、超現実的で、大画面用に制作されたサウンドトラックを備えた『Poupelle』は、私たちが映画から何を失ったのか、そしてなぜ私たちが戻ってきたいと思うのかを思い出させてくれます。」と評し、今回の映画祭のキャッチフレーズである“back to the cinema, with IFI Family Festival 2021!”(映画館に戻ろう!)にふさわしい映画として、紹介されています。