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プペルの舞台<渋谷>をめぐるツアーに参加してきました!

プペルの舞台<渋谷の町>巡るツアーに参加してきました!

えんとつ町のプペルの舞台が渋谷だってご存知でしたか?土地勘がある方はピンとくるかもしれませんが、渋谷は坂に囲まれている谷底の町なのです。駅前のスクランブル交差点や、スペイン坂など地形的に面白い場所もたくさんあり、そこを細かくトレースして作りあげられたのが、えんとつ町なのです。

今回は、ずっと気になっていた「えんとつ町のプペルツアー」に参加してきました。映画の制作スタッフからプペルが最初に踊る「曼陀羅交差点」は渋谷のスクランブル交差点だという話は聞いていたのですが、他にどこが舞台になっているのか詳しく知らなかったのでワクワクしながら参加しました。

案内してくれるのは、この道7年の大ベテランツアーガイドの大森さん。海外のフリーツアーを研究され、普段は外国の方を対象に、渋谷のガイドツアーなどもされているのだそうですが、今回プペルの映画化のタイミングで、この企画を立ち上げたそうです。このプペルツアーは誰でも無料で参加でき、最後にお気持ちだけチップを渡すという日本ではあまり見慣れないスタイル。無料とはいえ、普段行かないようなディープな渋谷も体験できる70分程度のしっかりしたツアーなので、満足度は高いです。

 

ちなみに、特派員の私の感想は、「驚き!発見!感動!」という感じでした!

 

町を実際に回ってみるといろんな発見があって、もう一度映画を観たくなります。そして実際に映画を観直すと、自分が歩き回った渋谷の地図が頭に入っているので、また違った感覚で映画が楽しめるんです!これは絶対おすすめ!「あー、あの川でプペルが」とか「あのえんとつの上でルビッチが」って思いながら映画を観ると感動の大きさも変わります。

 

では、ツアーの内容を触りだけご紹介。渋谷の町に高さ150mのえんとつがあるの知ってましたか?まずはこれにびっくり!あの高さじゃ、ルビッチみたいに高所恐怖症じゃなくても足が震えます。そして、映画の中でプペルがルビッチの大切な落とし物を探す川。映画の中でも「渋谷川」と命名されていて、そのリアルな再現には感動です。

渋谷のえんとつ渋谷川

ちなみにこのツアーは、 STUDIO4℃制作のアートブックや資料を参考に、制作時のラフスケッチを見ながら実際の町と比較できるので、とっても面白い。いつもの渋谷なのに、まるでファンタジーの世界に入り込んだ気持ちになれるのです。また原作者の西野亮廣さんから実際にヒアリングを行い、アドバイスをもらっているということなので、スポットを巡りながらのお話がめちゃくちゃ面白いんです。

ガイドの大森さん

絵を見ながら実際の場所を解説

映画や絵本の舞台になっているスポット以外にも、渋谷の歴史を感じさせるスポットを案内していただけるのが、このツアーの面白いところ。

自分一人では絶対行かないような横丁や、地名にまつわる貴重なお話を聞くことができます。そして、なんと映画の中で、ルビッチが乗っていたロープウェイもかつて渋谷にあったのだとか。そんな話も昔の渋谷の写真を見ながら解説してもらえるなんて、発見と驚きの連続でした。西野さんも知らなかった、渋谷にまつわるディープなお話も聞けるかも?

 

あと、歩いていて嬉しいのは、「あ!プペルだ!」と声をかけられること。ツアーガイドの大森さんも、「最近よく声かけられます、認知度すごいですよ!」と満面の笑でした。

 

あっという間の70分で、とっても楽しい体験でした。

当初2020年12月いっぱいで終了の予定だったそうですが、好評につき2021年も継続されるそうです。先日「映画 えんとつ町のプペル」が海外での公開も決定したので、外国の方がこのツアーに参加される日も近いのでは?

是非お早めに一度参加されてみてください。絶対おすすめです。

 

「えんとつ町のプペル」渋谷フリーツアー

参加方法ツアーサイトより予約

https://poupelletours.com